Arduino × LabVIEWで実現する!
高コスパ・高柔軟な計測制御ソリューション
公開日:2026年5月2日
本格的な計測・制御システムを構築する際、高価なDAQ(データ収集ハードウェア)の導入が予算的に難しい場合があります。そこで注目されているのが、オープンソースハードウェアであるArduinoと、強力なグラフィカル開発環境であるLabVIEWの連携です。
本コラムでは、この2つを組み合わせて「低コストかつ実用的」なシステムを作るための手法とメリットをご紹介します。
1. 連携を実現する2つの主要アプローチ
ArduinoをLabVIEWから操作するには、主に以下の2つの方法があります。
- LINX (MakerHub) を利用する: LabVIEWのアドオンライブラリを使用する方法です。Arduinoに専用のファームウェアを書き込むことで、LabVIEW上のVIからデジタル入出力やアナログ取得、PWM制御などを直接実行できます。
- VISAシリアル通信による独自プロトコル: Arduino側で独自の通信プログラムを書き、LabVIEWのVISA関数を使ってデータの送受信を行います。より高速な処理や、複雑な独自コマンドを実行させたい場合に有効です。
2. この組み合わせが選ばれる理由
圧倒的なコストパフォーマンス: 数千円のArduinoが、LabVIEWと連携することで数万円~数十万円クラスの計測ボードに近い役割を果たします(※精度や速度の要件によります)。
プロトタイピングの速さ: 複雑な回路設計を行う前に、Arduinoで簡易的なインターフェースを構築し、LabVIEWのGUIで即座にデータを可視化できるため、研究開発の初期段階に最適です。
3. 測定代行株式会社が提供する「実用レベル」の品質
Arduinoは便利な反面、ノイズ対策や長期安定稼働の面で懸念を持たれることもあります。弊社では、Arduinoを用いた簡易システムから、信頼性が求められるJAXA「はやぶさ2」プロジェクト級の高度なシステム開発まで幅広く手がけています。
「まずは安価にプロトタイプを作りたい」「Arduinoベースの既存システムを、LabVIEWで高機能なUIにアップグレードしたい」といったご要望に、元横河電機のR&Dエンジニアが最適な構成をご提案します。