LabVIEWによるシステム開発とは?特徴とメリット
計測・制御の自動化を強力に推し進めるグラフィカル開発環境
「LabVIEWによるシステム開発とは具体的にどのようなものか?」「他の言語やPLCと何が違うのか?」研究開発や生産現場で広く採用されているLabVIEWの基本概念から、受託開発を活用するメリットまで分かりやすく解説します。
LabVIEWによるシステム開発とは?
LabVIEW(ラボビュー)とは、米ナショナル・インスツルメンツ(NI)社が開発した、計測・制御・テストシステムの構築に特化したグラフィカルプログラミング環境(G言語)です。従来のテキストコード(C言語やPythonなど)とは異なり、ブロックダイアグラム(ブロック線図)やアイコンをワイヤーで直感的に繋いでいくことで、プログラムを構築します。
このLabVIEWを用いたシステム開発により、各種測定器(オシロスコープ、温調器、電源、各種センサーなど)の自動制御、センサーデータのリアルタイム収集、複雑な演算処理、そしてリッチな操作画面(UI)を一体化した専用アプリケーションをスピーディーに実現できます。
LabVIEW開発が選ばれる3つの理由(メリット)
1. 優れた計測・ハードウェア親和性
GPIB、USB、RS-232C、TCP/IP、そして各種DAQやマイコン(Arduino/ESP32等)との通信ドライバが豊富。多種多様な測定器を統合するシステムに最適です。
2. 視覚的で直感的なUI/UX構築
ノブ、グラフ、ボタン、LEDインジケーターなど、計測現場に直結する操作パネルをドラッグ&ドロップで簡単にデザイン可能。現場の作業者が迷わず操作できます。
3. シーケンサー(PLC)の代替・拡張
従来の産業用PLCに代わり、より高度なデータ演算、AI連携、ネットワーク配信、大容量データのロギングを柔軟かつ低コストに実装できます。
こんなお悩みをLabVIEW開発で解決します
- 手動測定の限界:毎日の実験や検査におけるデータ手入力を自動化し、ヒューマンエラーを無くしたい。
- 古いシステムの刷新:Windows XPや古い世代のLabVIEWで動いている専用装置を、最新の環境へリプレイスしたい。
- 多点・無線計測の導入:ESP32やArduinoなどのマイコンを活用し、コストを抑えつつ多チャンネルのデータを一括管理したい。
- 社内リソースの不足:「LabVIEWを扱えるエンジニアが社内にいない」「仕様はあるが形にする時間がない」。
LabVIEW開発を外注するメリットとは?(自社開発との違い)
LabVIEWは直感的なプログラミングが可能である一方、本格的な計測・制御システムを構築するには、通信プロトコル(GPIB、Modbus、TCP/IPなど)の深い知識や、マルチスレッドを考慮したアーキテクチャ設計(QMHなど)が不可欠です。
1. 開発期間の大幅な短縮
社内リソースだけで試行錯誤すると長期化しがちなプログラミングやデバッグ作業を、専門のノウハウを持つエンジニアがスピーディーに形にします。
2. 堅牢性と拡張性の両立
長時間の連続稼働でもフリーズやデータ抜けが起きない、産業・研究現場の基準を満たす安定したコード設計を実現します。
3. ハードウェア選定の最適化
「どの測定器やマイコン(ESP32等)をどう組み合わせるべきか」というハード面からのトータルな提案を受けられます。
LabVIEWシステム開発の流れ
弊社では、専門的な仕様書がご用意できない段階からでもスムーズに開発を進められる体制を整えています。
- STEP 1:ヒアリング・仕様のすり合わせ
「何を測定したいか」「どのような自動化を行いたいか」という頭の中のアイデアやご要望をエンジニアがヒアリングし、要件を整理します。
- STEP 2:システム設計・お見積り
ハードウェア構成(測定器やマイコンの選定)とソフトウェアの全体設計を行い、明確なご提案と概算お見積りをお出しします。
- STEP 3:プログラミング・UI構築
LabVIEWによる画面設計(UI)および制御ロジックの実装、必要に応じたマイコン側のファームウェア開発を行います。
- STEP 4:動作検証・ご納品
実機を用いたテストを行い、実行ファイル(EXE)やソースコード(VI)、マニュアル等を含めて納品いたします。
よくあるご質問(FAQ)
仕様書がまとまっていない段階でもLabVIEW開発を依頼できますか?
はい、問題ありません。「こういうデータを測定して自動化したい」という頭の中のアイデアやラフ案から、弊社エンジニアが具体的な仕様に落とし込んで開発いたします。
開発してもらったプログラムの所有権はどうなりますか?
納品完了後、プログラムの所有権はお客様のものとなります。複数台のパソコンでの運用や、将来的な自社での微修正も自由に行っていただけます。
遠方(九州や北海道など日本全国)からの依頼も可能ですか?
日本全国対応可能です。メールやオンラインミーティング(Teams・Zoom等)を駆使して綿密に打ち合わせを行いますので、遠方のお客様も多数ご利用いただいております。
LabVIEWシステム開発は「測定代行株式会社」へ
元・横河電機R&Dエンジニアによる確かな技術力
■ 豊富な受託開発・実装実績
大学の研究室から大手メーカー、公的機関まで、数多くのLabVIEWソフトウェア構築を手がけてきた実績があります。
■ マイコン連携や低コスト化にも対応
高価な専用DAQだけでなく、ArduinoやESP32を組み合わせた最適なローコストシステムをご提案します。
■ 古いバージョンの移行も得意
レガシーなLabVIEW資産のWin11対応へのバージョンアップやトラブルシュートも安心してお任せください。
LabVIEWシステム開発のご相談・お見積り
「自社の計測自動化にLabVIEWが使えるか知りたい」「概算の見積もりがほしい」など、
技術的なご相談はいつでも無料で承っております。お気軽にお問い合わせください。
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