【開発実績】大手ガス会社向け燃料電池開発 制御盤設計とLabVIEWソフトの一括受託による最適化 次世代エネルギー開発を支える、測定代行のトータルエンジニアリング 次世代のクリーンエネルギーとして期待される燃料電池の開発現場では、水素供給、温度、圧力、そして発電効率をリアルタイムで極めて精密に制御・計測する必要があります。 今回、測定代行株式会社は、某大手ガス会社様が推進する「企業向け燃料電池」の開発プロジェクトにおいて、システムの心臓部となる「制御盤の設計・製作」および「LabVIEWによる制御ソフトウェア開発」を一括で担当いたしました。 1. なぜ「一括受注(ワンストップ)」が不可欠だったのか 通常、大規模な実験装置開発では、制御盤(ハード)は電気工事業者、ソフト開発はITベンダーと分断されるケースが多々あります。しかし、燃料電池のような繊細な反応を扱う現場では、以下のリスクが伴います。 信号品質の不整合: センサーの微弱な信号に対し、ハード側とソフト側の認識が異なり、正確なデータが取れない。 責任の所在: トラブル発生時、ハードの問題かソフトの問題かの切り分けに時間がかかり、開発が停滞する。 仕様変更への対応: 開発段階での頻繁な仕様変更に対し、ハードとソフトを別々の会社が担当していると調整コストが膨大になる。 弊社は「元横河電機のR&D知見」を背景に、ハードウェアの特性を完全に把握した上でソフトウェアを構築。不整合をゼロにし、開発スピードを飛躍的に向上させました。 2. 提供したエンジニアリングの詳細 区分 具体的な実施内容 制御盤設計・製作 多種多様なセンサー(流量、圧力、温度等)からの入力を集約。ノイズ混入を極限まで抑えた配線設計を施し、現場環境に合わせた堅牢な制御盤を納入。 LabVIEWソフト開発 スタック状態のリアルタイム可視化に加え、各パラメータの相関解析機能を実装。さらに、異常値を検知した際の「緊急停止シーケンス」を強固にプログラムし、安全性を確保。 一貫試験・調整 盤の火入れから通信テスト、実運転テストまでを弊社エンジニアが現地で実施。ハードとソフトの隙間を完全に埋める最終調整を行いました。 その後 試作・実験に成功し、現在(2022年)製品化されております。